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2020年 07月 09日
身体的欠点を前にとりあえず もう少しでも、条件の恵まれたからだに生まれたかった。 健康に恵まれたからだを親から授かってなお、ことバレエとなると、この愚痴をこぼさない人は少ないかもです。条件に適したからだならさぞやレッスンが楽しかろうという不埒な妄想からはなかなか自由になれません^^; そしてバレエを続けていると、他人様からするとどうでもいいようなことでも、自分として気になることは気になる。気になり続けるうちに、あるとき「え?!そうだったの?」とか、なぜか別の世界のお話が最後は、バレエに結びついていた!というのが、あるあるです。最近の私の大ヒットは、400Mハードルの第一人者でいらした、為末大さんの動画です。為末大学と言うチャンネルで様々な研究成果や、見識について語っていますが、視聴者からの質問に答えるコーナーがありました。 アジア系陸上選手のふくらはぎが太いのはなぜですか?という動画です。こちら->★ バレエのレッスンを受けている方で、「ふくらはぎが太くて困っている」つまり、ししゃも脚とか、脛が美しくないといったお悩みの方は私の知る限りではマイナーなお悩み系ではないでしょうか。もともと、バレエを大人になってやってみよう!と思い立つ方は、それなりにほっそりと華奢な方が私の周囲では不幸なことに圧倒的でした。むしろ、脛が細すぎる、しっかりと筋肉が発達しないという、私にしてみれば贅沢なお悩みの方がメジャーだったりするのです。 因みに、為末先生の解説によるとデータによる推測で、大陸系(学術用語でモンゴロイドという分類名称があります)の寒冷地に適応するからだの進化で胴長短足、そして発達したふくらはぎとなったらしいです。またこのふくらはぎの場合は、和式トイレの座り方が問題ないそうで、事実、私も踵を完全につけたまま、難なくしゃがめる長いアキレス腱です。アフリカ系の方は、これが全くできないとか。この可動域の狭さは、逆にスプリングの働きをしてより速く走れるそうです。 走る、特に陸上長距離の場合、ふくらはぎの太さはパフォーマンスの「重い」という妨げになってスピードを減速するという仮説は考えられるそうです。ただし、筋量が多いということでもあるので足部の微妙なコントロール力にはメリットがあるのではないかと。そうすると、ハードルを飛び越える前にデリケートな身体の使い方の調節を要求される競技は、どちらかというと太目の自分でもメリット、適応が考えられたのではとおっしゃっていました。 からだの勉強を続けてきて、自分なりに理解したことは、残念なことに、長きにわたる間違った立ち方、歩き方の影響は深刻で、それが私のむくむくとしたふくらはぎの原因だったと想像されることです。標準とされる立ち方からは程遠く、反り腰で、反張膝気味のために、腿が前に張り出しているみっともない立ち方を人生のほとんど続けてきてしまいました。自分でひたすら矯正する努力は続けていますが、如何せんそれまでの時間が長すぎました。修正作業は、とりあえず残りの人生全部を費やして(笑)相当気長に、やっていくしかありません。 実は、かのシルヴィ・ギエム様と、おこがましくも私のふくらはぎの周囲は同じサイズです。但し、ひざ下の長さは最低でも20cm以上違うはずです^^;もう、物心ついて以来、自分の膝下がいやでいやでたまらず、本当に大きらいで解消されないコンプレックスでした。為末先生の動画を観るまでは、とりあえずあきらめるこっちゃと思っていましたが、動画を観て、現金なことにある理由で俄然、元気がもりもりと出てまいりました。足部のコントロールにメリットがある?! のっ?!!! か??? ほんと????? じゃ、がんばってみよっ♡という単細胞の見本のようなワタクシ。もともと、小さいジャンプは大好き。以前は苦手だった、ブリゼやアントルシャというバットゥリー(バッチュ)系の動きは、最近とても好きになってきて、チャレンジを続けています。もし、動きの修正能力があるなら、それを自分で考えながら、最大限に活かしてみるにこしたことはなかろう。がんばれ、私の膝下よ!と実にめでたい結論に達しました。嘆く前に、ひとつでもやることはやってから。能天気系ポジティブ思考全開! ということで、先週のセンターアレグロのおさらいdeath。 左前5th から~3方向へグリッサード(若者たちは、ここでも打つ!グリッサード・バッチュ!)ジュッテ・アンダー(当然打つ!)ソッテ(またまた打つ!) 7方向へとって返してグリッサード、ジュッテ・オーバー(たまに出てくる前に入れるの辛い)ソッテ(ここまでもちろん全部打つ)3方向へパ・ド・ブレ。 タン・ド・キュイス、シソンヌ・ウーヴェルト、パ・ド・ブレ~ 大きく2方向へアン・オーからアームスを開きながらシソンヌ・ウーヴェルト 、パ・ドゥ・ブレ~シャンジュマン(とどめ)~ 7方向へリバース タン・ド・キュイスまでは、全部バッチュ入り。自分の短い脚にひっからまる感じです(爆)アレグロなので、当然、曲は早くおとなたちは、あたふたと地獄の様相を呈します(爆)まだ、全部は入れられないけど、このチャレンジが私は変態的に大好きです。音に収まったら、さぞや気持ち良かろう。レッスンで一緒の現役バリバリのジュニアちゃんたちの後ろを、「ひえええ」「あああ」「うきゃあああ」というおとなたちの声なき叫びが追っかける(爆)一瞬でもエポールマンに迷ったらアウト。「頭で考えなーい!」先生の叱咤と激励がシンクロいたします。(笑) がんばれ、私のふくらはぎ♪
by windtalker2008
| 2020-07-09 16:45
| バレエ雑記帳
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Comments(2)
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solange_b at 2020-07-09 23:45
こんばんは。
すっかり動画。お世話になってます。見るだけも楽しい。 けれど、本日のアレグロほ久々のバレエ用語を思い出し思い出し、頭の中で辿ってみました。 うん。楽しい。(出来るのとは違いますけど・苦笑) 有難うございました♪ ‥‥私は頭がせめてもうひと回りでいいから小さかったら‥‥と長らく思っていた事、思い出しました。
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windtalker2008 at 2020-07-10 08:12
> solange_bさま
こんにちは!いつもありがとうございます。 アレグロのメニュー、頭の中では一応しっかりと踊れるのですが、いざ我が身で!となるとあわわわ...です(笑) あ!同じです。小さい頭と小顔もできればお願いしたいです^^; えーっとそれから~と、こればかりはキリがありません。
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