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2018年 12月 16日
新しい目標
今年が駆け足で 終わりに近づいてきています。 友人たちと、食事をしていたときのこと。 もし、これからもバレエを続けていたら 「そのときは、赤いちゃんちゃんこ じゃなくて、赤いトゥシューズで お祝いをしなくちゃね」と 最近の舞台の話をしていたときに 言われました。 とてもうれしかったです。 そして、大切ななつかしいことを 思い出しました。 静かに先立っていった友人は かつて一緒にオープンクラスを 受けにいくとき、いつも赤いポアントを 履いていました。 ジャズダンスをずっと続けていた方で デザインやwebに豊かな感性と知識を持ち 私の良き相談相手のひとりでした。 大人になってバレエをはじめる そして、続けようとすると いろいろな悩みが出てきます。 ライフスケジュールの問題 仕事との兼ね合い 自分のからだや、怪我。 友人がお父様を看取るため 遠くに帰郷してからは 主にメールでのやりとりでしたが 私はずっと助けられ、 支えてもらっていました。 彼女から、病気の告白を受けたときは 大きな衝撃でした。 身内にすらも時期が来るまで 隠し通しました。 闘病中も、ウィッグをつけて舞台に立ち 薬の副作用で抹消の感覚が鈍くなる 自分の両脚を叱咤して 舞台を全うしました。 私は見守りながら、その精神力に 打たれました。 「またレッスンに一緒に行きたいね」 明るい窓際のベッドで ポール・ド・ブラのように ふわりと差し伸べられた手。 全てが、私の赤いポアントの記憶です。 もし、実現して赤いポアントを 手にし、履いたら 私もずっとずっと大切にしたい。 それを持っていつか彼女を たずねていきたい。 「ほら、見て。 私も赤いポアントを 真似っこして持ってるよ」と。
by windtalker2008
| 2018-12-16 09:40
| バレエ雑記帳
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