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2016年 10月 08日
雨が降ろうが、槍が降ろうが
関係ない(笑) バレエをレッスンしているひとに 悪天候は、欠席のモチベーションには ならない。 事実、台風で大荒れ!なんて日でも かえって稽古場は混雑している^^; 電車が止まろうものなら、 迂回ルートや、その他の交通手段で なんとしてもたどり着いて当然なのだ。 レッスンしていないひとには 本当に不可解な 当然の静かな情熱を どうやって説明してよいか... 適当かつふさわしい言葉が なかなか見つからないのが バレエのレッスンをしている おとなたちの大勢ではないかと 推測している。 海を目指すレミングのように ただひたすらに目指す稽古場。 過剰な思い入れとか、義務感は 実はない。 およそ本人から見ても 他人さまから見ても 無意味な行動かもしれない。 でも行動たらしめる勢いはある。 「あえてそれをしなくてはならない」 あの不思議な感覚。 「さあ行かなくちゃ」と 声なき声がささやく。 そわそわと。 選択肢は常に「行く」 たどりついて、いつもの スタジオの風景が目に入ると 「ああ、今日も来れて良かった」 という小さな安堵感。 「そこまでしていいことってあるの?」 あるとき、友人に訪ねられて 呆然としてしまった。 すごい質問かもしれない。 しばらく、金魚のように 口をパクパクとさせている自分が 本当に可笑しかった。 自分でも苦笑しながら 「ゼロとは言わないけど^^ じゃあ、具体的にこれこれですって 説明できないなあ... でも私にとってスケジュールの上で プライオリティは常に変わらない。 トップ。 いつまでも。いつまでかは わからない。 始めた頃と まったくそれは変わっていないの」 今度は友人が私の答えの 不思議さに、あっけにとられて 目を白黒とさせる番だった。 外の雨音が激しくなってきた。 窓の外を確かめながら バッグの中の忘れ物がないか 最後の点検をして 雨の中を出かける支度をする。 心はもううきうき そわそわとしている。 いってきます。
by windtalker2008
| 2016-10-08 12:17
| バレエ雑記帳
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Comments(2)
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londonphoto at 2016-10-08 16:32
こんにちは。
これ、大変よく分かります。バレエではありませんが、私もかつては、週末のたびに片道二時間を運転して、大きな楽器を持ってオーケストラの練習場に通っていました。 誰よりも早く練習場に着いて、ひたすら練習。意志とか努力とか、そういう感覚は一切なくて、そうするのが当たり前の日常。朝起きたら顔を洗うのと同じレベル。 これがなければ生きていけないと本気で思っていたので、あるいは呼吸や摂食のレベルなのかもしれません。 練習、楽しんできてくださいね!
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windtalker2008 at 2016-10-09 07:05
> londonphotoさま
こんにちは^^ 呼吸や摂食のレベル!言いえての妙。はたと膝を打ちました。しばしば、私が費やし注ぐバレエへのエネルギーは、自分にとっての当たり前が、他人さまからみるともう不可解不思議のレベルなのかもと、あらためて気づかされることがあります。そしてその当たり前は、ひとことでは言い表せない幸福感で、帰路はいつも時間と機会に感謝をおぼえます。
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