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2016年 07月 14日
My Last Tango
アルゼンチンで、タンゴの母と呼ばれ 人間国宝のような存在の 伝説のタンゴ・ダンサー マリア・ニエヴェスと パートナーだったファン・カルロ・コペスの タンゴ人生を実人物のインタビューと 現役のダンサーたちの振り替えの 踊りをとりまぜたドキュメンタリー。 コペスは83歳ですが 踊ってます!背中ぴしっと美しく... 「いつかからだは動かなくなる。 残念だけど」と言いつつ いまだ毎日踊っていらっしゃるという。 もう本当に尊敬かつ脱帽です。 彼等は80年代にブロードウェイに 進出して、一世を風靡し 日本公演もありました。 それまで、ホールで踊られていた タンゴをステージに上げて ダンスアートとして観客に見せました。 彼等の踊るタンゴは ボールルーム・スタイルとは異なる いわゆるアルゼンチン・タンゴ。 男と女が脚のステップで 即興の会話をし ときに激しく、ときに情熱的。 アクロバティックなときも。 「マリアというダンサーを 手に入れた。 ストラディヴァリを」 「私は老兵かもしれない。 でも舞台の上では 牝ライオンよ」 とつとつと語るふたりのことばの 醸し出す熱さと苦味。 マリアがたばこを手放さず ひとり自宅でマテ茶のストローを すする場面と 現在の私生活のパートナーと 犬を散歩させ、娘とタンゴを踊る コペス。 それぞれの人生のたそがれ。 トレーラーはいろいろありますが、 こちらおすすめ。 人生の起伏と踊りのカップルとしての 変遷がシンクロして タンゴへの強烈な愛が伝わってくる 映画でした。 アルゼンチンのタンゴは ボカというスラムの地区から 生まれたという説があり、 伝えられるところでは アルゼンチンに身ひとつで 希望を抱いて移民してきた ドイツ、ロシア、オランダなどの 若者たちが、パートナーがおらず 最初は男性同士が踊っていたそうです。 厳しい労働と孤独を癒すため スキンシップに飢えていた彼等は 最初は、握手、次はハグ。 そして、ダンスという コミュニケーションに至って タンゴ発祥となったそうです。 映画に出演しているダンサーの 格好いいことこのうえなし。 目の保養でした。 映画の公式サイトは こちら
by windtalker2008
| 2016-07-14 00:29
| 音楽・映画・舞台・アート
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