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2012年 08月 04日
お料理な童話
ちょっと前にベストセラーになった一冊。 登場するお料理が 存在感で「主役たち」をしばしば 食ってしまいます。 読みすすむうちに、一本の映画を 頭の中で撮っているような 気持ちになりました。 そのときもお料理については 食材、香り、調理法なども 想像のかぎりを つくしてしまいました。 料理はかたちから無へと 食され、消費されますが 記憶となって形を変えて再生します。 その記憶が連綿と 結びついたさまざまなイメージとともに あるときに記憶の箱の底から 瞬時に鮮やかに蘇る瞬間を 今まで幾度となく経験してきました。 くいしんぼうな自分に少々あきれつつ。 そして、読書に料理が関連すると 俄然、「読欲」も同時に刺激される わけです。 この本では 人との関係を喪失した無と虚を 料理を作る過程で、新しい希望として 形をかえて 自分を取り戻しながら 復元していくものがたり。 童話、メルヘンに近しいです。 主人公の倫子は映画化されたときは 柴崎コウさんが キャストされたそうですが 私だったら深津絵里さんを 持ってきたいところ。 対する熊さんは、 映像だったら肝になる人物なので 柄本明さんあたりかなぁなどと 楽しく想像しました。 お料理本も出てます。 おいしい一冊でした。
by windtalker2008
| 2012-08-04 10:32
| 読書録
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