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2018年 01月 20日
ひろがる興味
天才と呼ばれるひとは ご本人もまわりもたいへんだ。 変な感慨をおぼえた。 天与の才を発揮できるのが ラクならまだしも 自分自身の苦しみのもとに同時に なっているとしたら 塗炭の毎日でしかない。 家族や友人とて同じだろうと 思ってしまう。 ひとめで「あ!あの作品」と 思い出せる彫刻家が ある男性と肖像画のセッションを するのが映画のテーマ。 周辺に少しだけ登場する人物たちも とても興味をそそられてしまう。 ジャコメッティの弟のディエゴ 日本の哲学者矢内原伊作 モデルとなった奥さんに愛人。 絶版の70頁ほどの原作は webで無料で読める。 James Lord Giacometti Portraitで 検索するとPDFで閲覧OK そこはかとなくつい「ぷ♪」と なってしまうような 静かなユーモアにも満ちた 個人的に☆をたくさんあげたい 1本だった。
by windtalker2008
| 2018-01-20 08:51
| 音楽・映画・舞台・アート
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