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2017年 11月 19日
腹筋運動とか、柔軟とか
バレエの先生に「腹筋やって」と コメントをいただいた場合 帰宅してから寝る前に シットアップ(おなじみの起き上がり腹筋) を30回とか100回とか 回数を決めてやったりする。 バレエに何が問題があって 腹筋をやりなさいと言われたかは あんまりよくわからないけど とりあえずやっておこう...。 きっとまったくムダということはない。 おなかは凹み引き締まるから よいのだけれど、 じゃあ果たしてバレエの何に 効果を及ぼすのか、およぼしたのかは いまひとつ定かではないまま ずっときてしまった。 もちろんバレエには、姿勢を保持したり ジャンプの瞬間や すばやく動くために 必ず筋力は必要とされる。 それでもジムのトレーニングとか 一般的な筋トレだけ間に合うとは思えない。 きっと何か違うのだろうと ずっと思っていたし、 今も思っている。 なんのことはない。 私はずぼらなのだ。 さあ、今日から日課にするぞ!と意気込み 就寝前に起き上がりこぼしのように 100回やって「はあーやれやれ」 3日後、確実に何もやらず ネットサーフしながら、スナックを ぼりぼりしていたりする不埒な輩。 レッスンでご一緒する方の中に 律儀に待っている時間を 一秒でも無駄にするものかと もくもくと腹筋や柔軟をしている とてもまじめなひとがいて いつも「すごいなあ」と本気で 感嘆する。 シットアップはきちんとやると とても難しいエクササイズだ。 本来フォーカスしたい部分ではない 余計なところに力を入れてしまったり 私の場合は特に首とか はっと気が付いたら、「うっ!」と 起き上がるときに呼吸を止めてしまう。 これでは意味がない^^; 柔軟も、お手本の先生に 少しでも近づこうとギリギリと 拷問のようにからだを引き延ばして がんばるひとを見ると よけいなお世話だが心配になる。 まじめにがんばってがんばって その結果、腿の内側や股関節、膝など バレエレッスンではなく、 柔軟で痛めてしまったひとを 何人も知っている。 これが厄介で、すっきりすぐに 完治とはいかず レッスンへの影響は長引きがちだ。 自分の性格と自分のからだは 自分だけしか本当のところは把握できない。 自分に合う方法を模索して 探していくしかない。 私がやりたい筋トレと柔軟は 「できれば音楽といっしょ」 「からだが温まって心拍数があがったところで 徐々に負荷をかけていく」 というふたつのポイントと同時に 「センターでどこにどういるんだろう?」 と把握するためのものにしたいのが ほんとうのところ。 ああ、そうか。結局のところ 究極のオールマイティなトレーニングは 死ぬほど真剣バーレッスンに 至るのだった。 毎回、滝のような汗と冷や汗を たっぷりと流す。 からだと同じくらい、脳細胞も神経も へとへとだ。 ほんとうに効果と結果を出してくれる 自分のやり方に出会うには 時間と経験と勉強を省くことは なかなかできないのだろうなあと いろいろ考えるたびに思う。 ずっと残業続きで、切れた電池のように 寝だめしてからだのふしぶしが 油切れのような日曜日。 寒い。 行こうかやめようか... いや、行ったほうが心身ともに ぜったいにすっきりするだろうなと バッグの中身をつめはじめる。
by windtalker2008
| 2017-11-19 08:08
| バレエ雑記帳
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