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2015年 11月 05日
体調管理とメンテナンス
出演を決めたのは半年前。 振り移しは、5か月前から スタートしました。 週末は、すべてレッスンに加え リハーサルに費やすことになり、 普段せいぜい週当たり、1回くらいの ポアントのレッスンが、一気に3倍量以上に なります。 出演者は、それぞれ 学校や、お仕事、家庭との スケジュールと、時間のやりくりが たいへんになり、自然と「からだ」で 無理をするより手段がなく 見えない疲労が蓄積されていきます。 当然、体はSOSを「痛み」や「違和感」として 伝えてくるようになり どのように対処して折り合いを見つけるかは 演目への取り組みと同じくらい 難しく、必須の課題となります。 仲間のひとたちは、それぞれ お世話になっている 整体、接骨院、スポーツマッサージなど 自分に合った方法で、体調の維持と疲労回復を 努力していました。 私は今回、ずっと続けているセルフ・メンテナンスを 個人セッションに切り替え2~4週間ペースで 問題がないかどうか、チェックしてもらい 本番に臨みました。 メンテは二つのタイプで、 ケア系と、ワーク系です。 指導してくれたのは、もう長年の付き合いの 友人たちで、彼女たちは私のからだの 経年変化を、つぶさに観察を 続けてきてくれたので 私が何をやろうとしている (というより、やらかしている?w) という視点で、指導を細やかに 工夫しながら アプローチしてくれました。 二人には、本当に感謝のみ。 有り難かったです。 体調は、過去の舞台からすると 最も良い状態で本番に臨むことができて 痛み、故障、筋肉痛などとは 一切無縁で当日を迎えることが できました。 私にとっては、画期的なこと。 もちろん、毎日自分自身での 観察と、セルフケア、そしてワークを 続けてはいました。 からだは、使い込もう、使いきろうと がんばるときは、 それ相応に、労わり、使い方を学び メンテナンスすることは 作品を踊りこんでいくことと 同じくらい大切なことだと 身をもって経験しました。 (つづく)
by windtalker2008
| 2015-11-05 21:53
| バレエ雑記帳
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