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2013年 01月 18日
年末年始に読んだ本の備忘録 読みたいと思っていた 積読ピラミッドの てっぺんから4冊。 再読。 時をさかのぼり 訪ねるベル・エポックのパリ。 読みながら気持ちは プルーストの傍らに居るつもりになって 当時の風俗を豊富な写真で 追ってみたり、とても魅力的なエッセイです。 かの街をよく知る人は 相当楽しめる一冊ではないかと思います。 自伝なので かなり自分に都合の良いことづくめと 割り引いたとしても 動乱の中をバレエとともに生き抜いた プリマの一生は すごい「女の一生」です。 自分の欲しいものはすべて 手にしなければ 気が済まないプライドの高さ。 機を見定める才覚。 ロシア革命と2度の大戦を生き抜き 前世期のバレエの生き証人でもあり 100歳を目前に71年死去。 もう大河ドラマ・バレリーナです。 (有名なバレリーナは本当に ご長命の方が多いです) 音楽のアーティキュレーション、フレーズと 感情表現の関連について 演奏家の立場から書かれた本を 一冊読んでみたかったので 手にしました。 踊りにも一脈通じるものを感じました。 パのボキャブラリーを解釈するか 作品台本の物語性を重要視するのか。 踊りでは振付家の意図を 最優先することが原則ですが 解釈とは幅広く、奥行き深い 無限の世界です。 バレエ・リュスの作品が とても好きなので 和洋書の関連の本は 手にしてしまいます。 そして常にディアギレフという 存在が、引き寄せ 集め、融合させた人々たちが 圧倒的な爆発のような パワーとともに 生みだしたものの素晴らしさに 感嘆します。 彼の芸術家操縦術と 資金あつめに長けた才能と 公演を実現させるための 粘り腰は インプレサリオの鑑であり 直接にはかかわりたくない 人物の典型(笑)です。
by windtalker2008
| 2013-01-18 22:41
| 読書録
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